世界観

この世界は、一言で言えば
「魔女が全てを統治する世界」。

一国の王の代わりに、その国で最も力を持つ魔女という存在が、国の象徴として君臨する。

この世界には計七つの個性豊かな国があり、各国に一人ずつ魔女が居る状態だ。

或る予言書がこの時代に未来予知を残した。

災いを齎す悪魔の子が、
貴女たちの国に生まれ落ちる、と。

或る魔女はその災いに興味を持つ。

「 禍福を操る人の子なんて稀有だわ。 」

「 ねぇ、わたくしたちで育ててみましょう。 」

「 きっと良いひまつぶしになるわよ。 」

The Witch

魔女

広義に魔法を扱える者なら探せば至る所に存在するが、それのみならず世界を転覆させかねない強大な魔力と、神に愛された精神力を持つ者、その者たちをここでは魔女と呼ぶ。

魔女は現在「七人」存在し、基本的に不老不死である彼女たちは、各国を収める象徴として国のトップに君臨し続けている。

彼女たちはよく言えば個性豊かで、悪く言えばそれぞれ非常に我が強い。
故に収める国も千差万別、中の善し悪しも十人十色。

彼女たちは退屈に殺されている。

〈謙譲の魔女〉

最北に位置する極寒の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(空 様)

〈慈悲の魔女〉

最南に位置する熱砂の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(榛 様)

〈忍耐の魔女〉

最東に位置する森林の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(藤 様)

〈勤勉の魔女〉

最西に位置する渓谷の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(李 様)

〈救恤の魔女〉

遥か上空に位置する空の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(桜梅)

〈節制の魔女〉

海の奥底に位置する海の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(世理 様)

〈純潔の魔女〉

大木の洞に位置する妖精の国を統治する魔女。
予約状況:予約済(乃. 様)

以上が現在存在する国と、存在する魔女の通り名。
通り名は、魔女たちの大雑把な性格から付けられたものらしい。
基本的に各魔女の実力は良くも悪くも均衡を保っており、現時点では戦争に発展するような様子は見えない。

The Devil

悪魔の子

数百年前から存在する予言書に書かれていた、曰く世界に混乱を齎す怪奇な力を持った人の子たちを指す名称。

一般的には「悪魔の子」とそのまま呼ばれ迫害の対象となっているが、魔女である彼女たちからは「金糸雀」と愛玩動物のように呼称を変更されている。

魔女たちが扱うような魔法ではなく、かといって遥か未来の化学では説明が付けられない不可思議な力を扱うことが出来、その力を「異能力」と呼ぶ。

彼女たちが持つ異能力にちなんだ通り名が広まっており、大なり小なり呼称と異能力の概要が一致するものとする。
(ただし、解釈の余地がある)

彼女たちは魔女の気まぐれで生かされている。

〈傲慢の金糸雀〉

極寒の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(鶯 様)

〈憤怒の金糸雀〉

熱砂の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(朱雀 様)

〈嫉妬の金糸雀〉

森林の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(木耳 様)

〈怠惰の金糸雀〉

渓谷の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(水墨 様)

〈強欲の金糸雀〉

空の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(雨 様)

〈暴食の金糸雀〉

海の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(余花 様)

〈色欲の金糸雀〉

妖精の国に生まれ落ちた悪魔の子。
予約状況:予約済(泥亜 様)

御茶会

一年に一度、魔女たちは知り合いである相手と交流を深めるために、世界の中心に聳え立つどこの国にも属さない「白ノ塔」で交流会を開く。

自由参加で参加しなくても咎められることは無いが、退屈を持て余している彼女たちは基本的にこの約束の日を違わない。

今までは魔女たちだけだったが、きっと今年の御茶会は人数も増えて賑やかになることだろう。

国について

基本的に、その名の通りパッと思い浮かぶ第一印象が大きい国。
国名の場所に主要都市があり、その周りは魔女たちが張っている結界魔法によって守られている。

明らかに空や海の底など人の住めない場所でも異種族が住んでいることはなく、国民は全て人間であるものとする。
(だいたい魔女がなんとかしてくれる)

妖精の国は他国からの呼称で、正式には「国の門を潜ると体が劇的に小さくなる魔法がかけられた国」という認識が正しい。
外に出ればサイズも人間として不思議では無い身長に戻るだろう。

CPについて

基本的にCP相手の制限は設けていません。
魔女×金糸雀、金糸雀×魔女
魔女×魔女、金糸雀×金糸雀
同じ国の主従同士では無いCPも可能です。